1900年 01月 01日
揺らぐ信念と新たな決意。
鉄の拘束具ビルダー鉄造です。
昨夜は総重量約14Kgの拘束具を担いで例のお店に行って来ました。
何人かの方が持参した拘束具を試して見た結果、何と言う事でしょう!店内にいた四人の女性が全員自分の作った拘束具の手枷部分スカスカに通り抜ける事が判明。
ウヒャー!最近の若い女の子って手首細いんですねー。
ビックリです。
身近に若い娘さんが居ないので自分の手首や嫌がるカミサンの手首を基準にしたのが大間違いでした。
口やかましい女のバイオリン、手首足首を横一列に固定する一文字拘束具、シャックル式手枷、全滅です。
とほほ…。
まぁこれで最近の女性用の基準がわかったのだから良しとしましたが、自分は昭和の時代の人間なのだなーとつくづく感じました。
少し凹んでいる所に更に、初めて「先生」と呼ばれるオーナーのプロの縄さばきで見る見る間に美しく緊縛されていく女性の姿を見てしまい、こりゃ自分の生半可な拘束具ではまるで太刀打ち出来ないとつくづく思いました。
緊縛された娘さんは縄初体験だったそうですが、危険な程締め上げている訳ではないのに全く揺るぎ無い絶妙な縄加減に陶酔の表情を浮かべていました。
スカート姿の着衣緊縛だった為、その裾の乱れを気にしていた彼女を察し、通常なら淫靡さを増す為に打たれる股縄でスカートの乱れをさり気なく抑える縄のさばき方に「先生」の優しさを感じました。
小手高手片足吊り縛りと言うのでしょうか?
みるみるこんな形に縛り上げる縄の動きは本当に見事でした。
緊縛師の真髄を見た想いです。
敗北感と共に帰宅してきました。
あのプロの縄の魔力に対抗出来るだけの鉄の拘束具をいつの日か完成させてやるぞと決意した年末でした。
本年は宜しくお引き立て有り難うございました。
そんな訳で、来年は更に、独創的な魅力ある拘束具を造って行きますので、宜しくお願い致します。
まだまだ未熟者の
鉄造でした。