1900年 01月 01日
30年来の友が逝く(;>_<;)
ビックリさせてしまってスミマセン(´・ω・`)
お亡くなりになったのは、30年苦楽を共にした工作機械です。
ベビーサンダーという、我が工房では一番出番の多い工作機器でした。
これが壊れては何も出来ないと言えるほど良く使用する相棒でしたが、長い年月で内部の冷却ファンと言う金属パーツの取り付け部が画像の通り破断しポッコリ抜け落ちてしまいました。
もうかなり古いモデルなので部品在庫がある訳もなく、仕方が無いので近所のホームセンターで新たに調達して来ました。
しかーし、考えて見たら自分はプロの溶接屋。
金属疲労で断裂したのならよーせつしてやろうじゃないの!と思い直し、破断部を得意のTIG溶接で復活させてやりましたよぉ。
しかし分解時うっかりカーボンブラシを欠いてしまったので試運転までは至らなかったのですが、手で回転させた感じでは上手く行った様でした。
これで、今までは用途に合わせいちいち砥石を付け替えていたのですが、荒削り、仕上げとそれぞれ専用に出来るので作業性がグンとアップするでしょう。
転んでもただで起きない鉄造です。イヒヒ!
そんな事をしつつもブツは確実に完成に近づいております。
“苦悩の梨5号”付近に転がってる4つの部品は、苦悩の梨3号を使って身体を張ってテストして下さった、あるモニターさんのお陰で考案、開発出来た、安全対策用パーツです。
これを梨の先端部内側に取り付け、、表面を滑らかに仕上げてから黒焼きして完成。
週末にはヤフオク出品出来ますのでお楽しみに。
お?お風呂の準備が出来たようです。
では今日はこの辺で。
おやすみなさーい。
鉄造。